すごいよ大琳派展

大琳派展@東京国立博物館


平日にもかかわらず、えらく混んでた(それでも普段は入場◯分待がでるらしいから、まだマシだけど)。


すごかった。
最近いろいろ見てるけど、いまんとこ満足度は本年ナンバーワン。
もうあの「風神雷神」4連発だけでも見に行く価値あり。
あまりのも長居し過ぎて隣でやってたもやしもん展に行きそびれた。


俵屋宗達/本阿弥光悦
尾形光琳/尾形乾山
酒井抱一/鈴木其一
と、3時代に渡って受け継がれる画法/表現法を追って行く流れは、時代背景を思いつつ(この点比較的追いやすいから洋モノ展よりいいね)推移をしっかり楽しめます。


半ば強制的に感じさせられた感もあるっちゃあるけど、当時の人の敬愛の表し方というのがすごい。
自分を勝手に末弟であると名乗ったり、作品のふすまの裏に自分の作品を残したり。
ただならぬリスペクト感が、単に作風が似ている以上にいろんなところに垣間みえます。


あと鈴木其一。この中ではマイナーだけど、岡本太郎が江戸時代に生きてたらこんな感じになるのかな、と思わせる作品があり、かなり印象に残りました。


もうすぐ終わっちゃうけど、できればもう一回行きたい。


※また写真の向きが。。はてなtouchのばかー