悪いのは人だよね、音楽じゃないよね(月並み)

風街ろまん

はっぴいえんど:名盤「風街ろまん」出荷・販売停止 鈴木茂容疑者の逮捕で

ポニーキャニオンは18日に再発売を予定していたデビュー盤「はっぴいえんど」や「風街ろまん」の出荷、5月20日に発売予定だった「はっぴぃえんどLIVE ONSTAGE」の販売と、楽曲の配信を中止したことを明らかにした。また、キングレコードも3枚目のアルバム「HAPPY END」、「シングルスはっぴいえんど」など4作品を出荷停止。クラウンレコードは鈴木容疑者の個人名義作品のほか、細野さん、松任谷正隆さんらが参加した「ティン・パン・アレー」や、「鈴木茂ハックルバック」名義の14枚の出荷停止を決めた。店頭にある作品の回収はしない。

ふぅ(ため息)。。。
小室の時もそうだし、過去の例にも枚挙に暇がないけれど。
なんでミュージシャンが何かすると、作品がとばっちり受けるんでしょうか。



創り手が何か法に触れた時、音を聴いている時の印象が変わってしまうような印象を持つ人。
まあ少しはいるんでしょうけど、その少しのために、その音を買う手段をレコード会社側が一方的に切るって、やっぱりおかしいんじゃないかと。



特に最近は、大麻のお話があまりにも過剰に聞こえてくるので、厳しい対応っていうのがお上から出てるのかもしれないし、こういった対処の風潮が犯罪抑止にも好影響を及ぼす・・・なんていう考え方もあるのかもしれないけれど。



それにしたって、レコード会社っていう存在が聴き手の自由を阻害するような行為ができるってのは絶対おかしいでしょう。
そもそも、他のメンバーだっているわけだ。細野さん達への侮辱行為だろこんなもん。



というわけでユニコーン狂いの昨今ではめずらしく、今日ははっぴいえんどを聴き続けます。
っていう行為は不謹慎なんでしょうか、レコード会社さん。


追記

このエントリ書いた直後に、ヤフーニュースに出てた。
はっぴいえんどCD販売中止 「音楽に罪はない」と疑問の声

ポニーキャニオンでは、「社内で協議した結果で、ホームページで書かせていただいたことがすべてです。音楽の歴史的価値は重々分かっており、残念な思いはありますが、刑事事件になりましたので致し方ないと思っています」と話す。また、キングレコードでは、「過剰反応ということではなく、世間をお騒がせした状況を考慮したということです」と説明。日本クラウンでは、理由を含めて、「特別にお答えすることはありません」としている。

何の説明にもなってねえよ。