みんなのうたふろむグラスゴー
トラヴィス、なんと10年ぶりの単独公演*2。
フォーラムのホールAなんか埋まるのか?と思ったけど、意外にびっしり。
10年ぶりともなるとみんなの渇望度もすごいんだなあ、と変に感心してしまった。
すごいよかったです。
とにかくもう、曲がすばらしいのなんの。
思わず歌いたくなるようなメロディがあんなにも立て続けにくらわされたら、そりゃ歌いたくなりますよ。歌詞ほとんどわからんけど。
また演奏も、すごいしっかりしてました。
昔みたときはもっと音がペラペラだったような気がしたんだけど。
もうトラヴィスも重鎮の領域に入っちゃったんでしょうか。いや別に若手の音がペラペラだって言いたいわけじゃないんだけど。
あとはですね、前回のデスキャブもそうだったんだけど、めちゃくちゃ真面目なんですよ。真面目というかひたむき。
真剣にいい曲を演奏しようとしてるのがひしひし伝わってきます。
その表れか、アンコールでは、マイクを一切通さず弾き語り。
一万人近く?入るハコであそこまで徹底した歌のショーを魅せられたのは初めてです。
そりゃ今日は大合唱とまではいかんけどさ、本国ではもはや「みんなのうた」のレベルなんだろうねトラヴィスは。
ひとつだけ気になったのは、最新アルバムの曲があまり映えていなかったことですかね。
インディーズにまで戻って今までとはちょいと違ったモードをみせたアルバムだったんだけど、客の期待も、向こうの用意する見せ場も、やっぱり昔の曲なのね。
これはちょいと残念だったかなあ。
聴き込めば聴き込むほど味が出てきてる気がする最新アルバムなので、もうちょい可愛がってもらいたいもんです。
いや、もう大好きですトラヴィス。
今日もとてもいい体験でした*3。
- アーティスト: Travis
- 出版社/メーカー: Red Phone Box / Hostess
- 発売日: 2008/09/30
- メディア: CD
- クリック: 17回
- この商品を含むブログ (30件) を見る