鳴っていたのはたしかに黄色い魔法でしたよ

昨日は、数年ぶりに東京湾大華火をパスし(例年通りサマソニもパス)、夢の島で行われた「World Happiness」に行ってきました。


ひょんなことからツレがチケットを譲り受けたので、全然チェックしてなかった貴重なイベントに参加できました。


東京近郊での野外イベントなんて、AIR JAM以来8年ぶり。
夢の島なんかでこんなことができるとは思いもしませんでした
(なんか前日は情熱大陸のイベントが同じ場所でやってたみたいですね。メインステージはそのまま流用したようです)。


キュレーターが高橋幸宏信藤三雄だけあって、メンツのクセの強さはかなりのもんでした。
パンカーに扮した(いや扮しきれてない)安斎肇が客席から「今日は遅刻してねえだろうなー」とヤジられていたり、
リリーフランキーがギター1本で熱唱したり(横ではおでんくんが客をあおる)、
原田知世野宮真貴の種類は違えど共に年齢をまっったく感じさせないオーラにビビったり。


↓熱唱するリリーさんとあおるおでんくん


客層も平均が30代後半〜40代前半くらいか?
アダルティーなかんじで、一様にレジャーシートに座りながらスカパラを観る周囲に若干辟易しつつも、
この種のイベントにありがちな、一方的にたたみかける啓蒙的な説教などもなく、非常に過ごしやすいイベントでした
(何の意味があるのかよくわからない客席のブロック分けと、早々に売り切れまくってたフードコーナーは全然ダメでしたけど)。


で、まあ当然メイントピックはYMOだったんですけども。


ロンドンでやったYMO名義のライヴとは異なり、こちらはHASYMO名義。
残念ながらクリスチャン・フェネスはいませんでした。


名義は違えど眼前には御大3名。
冷静になれという方が無理というもの。
一応2004年のSONARの衛星イベントで3名揃い踏みは見たんですけど、あれはあくまでスケッチショウでしたし。ドラムセットなかったし。


アンコールいれて1時間弱。
幸宏さんは終始ドラムセットに(!!)、細野さんは寡黙にベースと向き合い(途中ちょっと機材でベースラインのメロディだしてた気が)、教授は淡々とお仕事に徹するかんじ。MCなど一切なし。

セトリはたぶん以下。たぶん。
1 Tibetan Dance
2 Tokyo Town Pages
3 The City of Light
4 Wonderful To Me
5 Supreme Secret
6 War & Peace
7 Riot In Lagos
En1 Rydeen
En2 Cue

当時のYMOっ、て曲はアンコールの2曲だけでしたが、もちろん見たことのない当時のYMOを期待するってのはお門違いなんだなとよくわかりました。
なにはともあれ現在進行形の3名。


こないだのマイブラのときの常軌を逸した高揚感ではなく、ユルユルと、またみたい、と思わせる後味ってのもなかなかおつなもんです。


またあるかなあ。あったらいきたいと思います。
メシが売り切れさえしなければ。