"市民の憩いの場"って大事だと金沢で実感しましたよ

急に引越し(同じ建物内ですが)決めてバタバタしたり、ちょっと不安定になったりといろいろあってまたご無沙汰になってしまった。


ちょっと間が空いてしまったのですが、30歳を金沢で迎えました(あ、メッセージなどくれたみなさま、改めてありがとうございました)。


なんで金沢と言われたら、なんとなくとしか答えようがないのだけども。
金沢21世紀美術館に行ってみたかったのです。


昔マシューバーニーがここで個展やったりしてた頃に興味を持ち出したのだが、当然金沢など「ちょっと寄ってくか」的なノリで行けるわけもなく。数年来おざなりになってたところをえいやとまあ行ってきたわけですよ。


すごいですよ。すごい。


プールの中を人が歩いてる。


下からみるとこんなのかんじ。


お洒落な壁に、将来お洒落的に有望な子供達が座るイス。


緑に吸い込まれる通路(ちょっとわかりにくいかね)。


部屋の天井がすっぽり抜けて、空がみえたり(ちょっとわかりにくいかね)。


驚くべきは、この美術館の広大な敷地の大半が、無料で夜遅くまで開放されているところ。行ったのが日曜日だったんだけど、家族連れが子供と一緒に散歩に来てこういったお洒落なものに振れ続けられるという。


すばらしいですよね。
東京にはここまでのレベルの場所はないと思う(無料って意味では)。あってもオサレなものばっかりな気がする。
そんなだから、靴の底にローラーが入ってたり後ろ髪だけ伸ばすようなオサレな子供が増えるのだ東京は。


道路を掘り起こす金があるなら、こういうものを作ってほしいもんだと強く思いますよ。


機会があれば(←これがないのだ・・・金沢)、是非行ってみるべし、です。