サーチャーズ2.0

ひさしぶりに、ドB級映画を鑑賞。

サーチャーズ2.0
監督:アレックス・コックス

パンクムービーの鬼才が描く荒野のオフビート・コメディ
パンキッシュなカルトムービーで全世界の映画マニアを虜にしてきた鬼才・アレックス・コックスが帰ってきた!インディペンデントで自由な実験精神にこだわり続けるアレックス・コックスの最新作は、B級映画の帝王の異名を持つロジャー・コーマンと手を組み、彼らが愛する数々の映画にオマージュを捧げるという大義名分の元にハリウッド映画産業からアメリカ社会までをも痛烈に批判するブラックジョークをプラスした痛快な荒野の復讐劇だ。タランティーノのガレージ感覚、マイケル・ムーアが持つ批評眼の先駆け的存在アレックス・コックス。5年の沈黙を破り、新たな代表作がついにベールを脱ぐ!

B級映画のお手本のような作品。
超低予算で、何にも縛られない自由そのものな撮り方の映画です。
こんなに狐につままれたような気分で劇場を後にしたのはほんとにひさしぶり。
ファンタ映画祭でダラダラ映画みてたのをすごい思い出した。



ストーリーとかここで説明するのもめんどくさい。
「ああ脱力してえなあ」とか思った人は見に行ってください。
アキ・カウリスマキのとは一味違った脱力感です。



ちなみに、今日はこの映画が吉祥寺バウスシアターで特別先行上映だったんですが、アレックス監督と田口トモロヲ(アレックス監督が撮った濱マイクに出てたつながり)のトークショーが上映前にありまして。
んで、吉祥寺駅から映画館まで歩いてると、前方をオールバックの中年外国人が歩いてたんですよ。
「ケッタイな人だなあ。これだから吉祥寺はっ」とか適当な感想をもって見てたんですけど、そのままその映画館に入っていこうとするじゃないすか。



したらば、映画館の周りにいた人達がハッと気づいてペンと色紙や本やパンフをもって群がってくる・・・。



ていうかこのオッサン監督じゃーーーん!!!
ていうか監督が駅から歩いてくるってどんなんだよ!!
さすがB級映画・・・っていう感想でいいんでしょうか?



追伸:やっぱり田口トモロヲはいい声だった。ばちかぶり。