マニックスはマニックス、リッチーはリッチーのまんまだ。

まあ、出ちゃうだろうとは思ってたけど、やっぱり出ちゃいました。


「マニックス」ギタリストに死亡宣告=95年失跡のエドワーズさん−英裁判所

【ロンドン24日時事】英国の人気ロックバンド「マニック・ストリート・プリーチャーズ」のギタリストで、1995年に27歳で行方不明となったリッチー・エドワーズさんについて、裁判所は24日までに死亡を宣告した。バンドのスポークスマンが英メディアに明らかにした。
 エドワーズさんは95年2月、ロンドンのホテルを出てから消息不明となり、約2週間後にウェールズとの境界近くで所有する車が見つかった。その後も目撃証言が寄せられたが確認に至らず、自殺したとみられていた。同国の法律では、失跡後7年以上たてば死亡宣告の申し立てを行うことができる。

マニックスのライヴを見る度、リッチーの立ち居地にポツンと置かれたマイクスタンド(彼らはずっとリッチーの場所をあけてるんです)を見てフクザツな気分になります。


リッチーが「天下をとる」と腕にカミソリをあててまで宣言して、そのリッチーが失踪後、バンドは全英1位をとるっていうこれまた何ともフクザツな気分にさせるエピソードがあったり。
今も印税はリッチーの家族に渡してるみたいだし、このご時世、ここまで態度を一貫させてる人たちも珍しいですよね。態度というか、結束力。


たぶん同じ状況になったら、「このままでは先に進めない」とかなんとか理由つけて、不在者を亡き者にしてしまう人たちもいるでしょう。
ずっと不在者のしがらみが纏っていたら、音楽的にも同じものの焼き直しをずっと量産し続けるような人たちもいたでしょうし。


んでも、マニックスはどちらでもないです。今んとこ。
死亡宣告されたとしても、今後彼らの態度が変わっていくことはないでしょう。
ずっとリッチーの位置にマイクスタンドは置かれたままだと思います。