空と雲と猫と古本と珈琲と小便小僧
土曜日はぬけるような青空で。
絶妙な散歩日和だったわけでして。
そうなったら、行く先はもちろん谷根千。
東京一のゆるゆるゾーンです。
といいつつ、今回は目的地がそれなりにありました。
「朝倉彫塑館」。
朝倉彫塑館は、彫塑家朝倉文夫(1883〜1964) が住居兼アトリエとして自ら設計・監督をし、8回におよぶ増改築の後、昭和3年から7年の歳月をかけて新築。昭和10年、現在の形となりました。
本館は、西洋建築(鉄筋コンクリート造り)のアトリエ棟と、竹をモチーフとした日本建築(数奇屋造り)の住居棟で構成されています。ここでは、異質であり対立するはずの2つ要素が違和感なく調和・融合されています。
はぁん。
これだけ読むと「はぁん」って感じでしょうが。
この朝倉文夫は無類の猫好きとして知られていて、猫の彫像がいっぱいあるのです。
ただの猫ではなく、「吊るされた猫*1」「伸びをする猫」「獲物をとってしたり顔な猫」など。
表情がとにかく生き生きしてて、すんごい面白いのです。猫好きとしてはたまらんのです。
写真撮影できなかったからここに載せられないんですが、けっこうグッときます。
建物としてもかなり見応えあるし。
↑屋上からの眺め。何気にひとつの視界にベイエリア〜東京タワー〜六本木〜新宿〜池袋がぜんぶ入るという、かなり貴重な場所。
あとはですね、この「古本カフェ」というのが非常にグッとくるのです。
谷根千は東京有数の古本屋街で、とにかく至るところに趣向を凝らした古本屋・昔ながらの古本屋がやたらあるのです。
その中で今回かなり長居してしまったのが、この「ブーザンゴ」です。
ゆるゆるです。ホントにゆるゆる。
晴れた休日は、谷根千をブラブラすることを強くオススメします。
まとまりのないエントリだけどゆるゆるだからいいや。
↑ゆるゆるといいつつも、日暮里駅前もこんな高層マンションを建設中。。
*1:人に首根っこつかまれてるってことね