雲と波とおばあとマンタと

9月中に溜まった代休を9月中に消化する必要があったため、
ちょい遅めのシルバーウィークをもらって、鳩間島石垣島に行ってきました。
本年度2オキナワ目。
やっぱり日程的余裕と金銭的には年2オキナワがいいところなんでしょうかね。。

鳩間島

石垣島から高速船で1時間。
人口70人弱という、昔ドラマ*1で「社会から忘れ去られた島」なんて扱いをされていたりしましたが、忘れ去られたというより、こういう道を選択した島、といったほうがふさわしい感じの島。
お店もほとんどなく、民宿が5軒ほどと2,3軒飲食できる所があるだけ。

ここに何しにきたかと言ったら、もちろんなーーーんもしない時間を過ごすためです。



↑夜は鳩間島唯一のピアニストが三線にあってるのかあってないのかさっぱりわからない演奏を。





↑今回泊まった青空荘。島で2番目に古い民宿。
昔はおじいが漁で獲得した海の幸が食事でふるまわれたようですが、
おじいの高齢化により素泊まり民宿に。



↑この場所に、マジで2日で10時間近く座ってボーッと海をみてました。


最終的には宿のおばあが心配して島内を捜索する有様に。
翌日、島を歩いていたら「おばあに心配かけたらいかんよー」と声かけてきました。
人口70人の島でブラックリストに乗るとはおもわなんだ。


石垣島

うってかわって後半は石垣島へ。
2日間、もう潜ることだけ考えました。



米原のサンゴたちは、何度みても素晴らしい(2回目だけど)。
銀座のソニプラの前の水槽とはもうわけが違う。
このサンゴがなくなったら、本当に何か大事なものがこの世から消えてなくなる気がします。



↑そして、4年半前は1枚たりとも現れなかったマンタ氏、今回は一挙に5枚もでてきました。



ボートに戻る途中、いきなり眼前に飛び出てきたドアップのマンタ氏。
こんなに近くで見れるとはおもわなんだ。


ダイビングのスポットとしては、やっぱり石垣島はバランスが非常によいですね。


今回は、完全なる離島(鳩間島)、都会(石垣市)、アクティビティと観光(川平)と非常にバランスのよい旅になりました。
しかしあれですね、出会う旅人(特に鳩間島で)のほとんどが、沖縄の離島をひとつひとつしらみつぶしにまわっており、しかもほぼ全員独り旅。
「この人たちはどこへ向かって行くんだろうか」と、自分を照らし合わせてちょっと考え込んでしまいました。

*1:瑠璃の島」という昔日テレで放送されたドラマ。件のおばあはけっこういい役で出演してるらしいです。